ジレ・ジョーヌ:転換期?

投稿日時 : 2019/02/25 18:00

Ouest France紙掲載のグラフ。左の黄色の線がジレ・ジョーヌ指示、黒色の線が不支持。

先週の土曜日は、ジレ・ジョーヌの運動の第15幕で、前の週から増えたとの報道があったが、本日発表された世論調査では、ついにジレ・ジョーヌの運動を支持する人が多数ではなくなった。

調査はOdoxaが2月20-21日に1004人を対象としたもので、それによると、55%の人が運動の中止を求めている(45%が継続)。

その内訳をみると、極右、極左政党を支持する人たちでは、運動を支持する人が大多数。さらに肉体労働者や低所得層にジレ・ジョーヌの運動の支持者が多いが、それ以外では、運動の支持が減っているという結果になった。

また、大統領の支持率も、過去最低の記録から回復傾向に転じている。
この週末に、パリで毎年開催され、大統領が必ず訪れて何時間も人びとと交流する農業見本市(Salon de l’agriculture)でも、マクロン大統領は歓待を受けていた。