フランス人とビスケット

投稿日時 : 2019/05/20 18:00

日曜夜のFrance 2のニュースを紹介するFrance Infoのサイトより:
「消費:食生活を考えて、フランス人はビスケットを避ける」

最近は、健康や食生活、環境問題に敏感になっているフランス人だが、スーパー大手のCarrefourでは、80年以上フランス人に愛されてきたビスケット、「choco BN」が商品棚から消えるという。ビスケット産業は、22億ユーロの市場だったが、下降しているという。昨年は、クッキーは、4.1%、朝食用ビスケット(というカテゴリーがある)は10.6%の減少だという。

糖分が多く、健康にも良くないとして、フランス人から避けられているのだ。さらに、法律で極端な値下げも禁止されたこともある。ただ、逆に、フランス産の原料をつかった、ビオの「高級クッキー」などは、売上を伸ばしているという。というか、これまでのビスケットが売れなくなって、近年の状況に即した製品が開発されている。

フランスからのお土産としても人気だったスーパーのビスケットがなるなる日がやってくるかもしれない。