高校での事件。

投稿日時 : 2023/02/24 17:30

「サン・ジャン・ド・リュズの女性教師殺害:抗うつ剤を服用していた苦しむ高校生」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

水曜日、フランス南西部の都市、サン・ジャン・ド・リュズの高校で、スペイン語の授業中に、生徒の一人が、授業をしていた女性教師に向かって、料理用ナイフで襲いかかり、殺害するという事件が起こった。

調べに対して、生徒は、自分の中で声が聞こえて、悪いことをするようにいい、殺人をするように言われたといっているという。この生徒は昨年10月にも、薬を服用して自殺しようとしており、抗うつ剤も服用していた。精神的に不安定な行動などがあったとされるが、初期段階の調査では、責任能力がないと認められるような状態ではないという。

事件があった高校では、心理カウンセラーなどがショックを受けている他の生徒の対応にあたっており、この事件にショックを受けたフランスでは、高校や、フランスの学校で、生徒の精神的なサポートがどうなっているか、どうするかという議論も始まっている。