政府に140の要求。

投稿日時 : 2024/01/26 17:30

「農業従事者の怒り:本日はパリの近くで行動、地方の動員も続く」
地方紙Ouest Franceのウェブサイトより。

フランスの農業従事者の怒りの行動は今日も続いている。今日は、ついに、パリにも影響が出るとされているが、水曜日に農業関連団体が政府に提出した、実に140の提案を受けて、フランス政府も本日中に具体案を発表することになっている。

140の要求には、「緊急の支援策」もあれば、ヨーロッパ基準の「厳しい」環境保全の基準の緩和などが要求されている。

140の要求は、三つの軸にまとめられ、二つの段階を想定しており、緊急の対策と、法的な対策だという。

一方、メディアなどでは世論調査なども発表されており、フランス国民の7-8割は今回の農業従事者の怒りを支持するという情報もある。また、農業従事者の年収についても、どのくらい低くて、労働環境も悪いかなどが報じられている。

また、農業従事者だけではなく、漁業関係者などもこの運動に加わる動きもあったり、フランスだけではなく、ヨーロッパの他の国の農業従事者も同じように厳しい状況を訴える動きも出ている。