夏は(も)気候変動が多く語られるフランス

投稿日時 : 2023/06/29 17:30

「海洋酷暑:大西洋がここまで暑くなる理由」
地方紙Le Télégrammeのウェブサイトより。

まだ6月だというのに、フランスでも気温の上昇はやや異常で、すでに、涼しいとされている大西洋岸でも海水浴を楽しむ人が増えている。夏のバカンスも、文字通り「避暑地」に向かうのがトレンドだ。

同様に異常気象の日本では天気の話題が深刻な環境問題と関連づけれることはあまりないが、フランスでは、この気温の上昇もまた、冬からの乾燥などと同様に、世界規模の気候変動問題という枠で語られる。ここ数日のキーワードは、「Canicule marine」。直訳すると、海洋、海水温の猛暑。海水温の上昇のメカニズム、それによる生物の多様性の問題、そして漁業にたいする影響など、すべての気候問題と同じく、多角的な影響が紹介されている。

ブルターニュの大西洋岸では、すでに海水温が例年よりも2-3℃上昇しているという。これは6月の上旬からで、場所によっては、5℃近い上昇もあるという。そしてフランスの2023年6月は、史上2番目に暑い6月になるという。