フランスは猛暑対策で公営プールを活用。

投稿日時 : 2023/08/22 17:30

「ジロンド地方の猛暑と注意報:プール、公園など。ボルドーでの“涼気”対策」
地方紙Sud Ouestのウェブサイトより。

今週に入って、フランスはこれまでにない「残暑」で、南部を中心に最高気温が35度以上、さらに水曜日には気温が上がるともされており、猛暑注意報・警報の地域も拡大している。

政府もテレビを使った広報で、日中は外にでないようにとか、喉が渇く前に水分補給をなどと訴え、猛暑対策のアドバイスなどをするコールセンターも設置。

さらに、自治体によっては、公営プールの営業時間を拡大したり、無料にしたりするところもでているが、プールに関しては、逆に働き手不足や水不足で運営できないところも。公園についても、閉園時間を遅らせて涼をとってもらうようにという試みも始まっている。

そもそも一般家庭レベルではエアコンがもともと普及していなく、昨今の環境問題への意識から、これからも普及することは現実的ではないフランスでは、日本のように「エアコンを使いましょう」というスローガンはまったく考えられず、プールや公園、そして夏の生活の仕方を変えることで対応するようだ。