猛暑対策

投稿日時 : 2019/06/27 18:00

地方紙 La Provenceのサイトより。「本日木曜日のプロヴァンス地方:マルセイユで大気汚染を防ぐ対策」

月曜から始まり、本日、木曜日と明日、金曜日に最高記録が予想されるフランス全土を襲う猛暑(la canicule)だが、当然、大気汚染も心配され、パリでの交通規制はいつものことだが、マルセイユでも今回初めて交通規制が始まる。

全ての自動車はその大気汚染度によって、0から5のCrit’Airというシールが貼られているが、それによって、都市中心部への進入が規制される。0は電気自動車、5は2000年以前のディーゼル車だ。今回のマルセイユでは、4と5の車は市内に入ることが出来ない。パリでも同じシステムだが、それでも渋滞などで効果は微妙だ。

日本では、クーラーもあり、もともと夏は暑いものとされているので、暑いからといって、学校が休校になることも、交通規制が入ることもないが、学校をはじめとした公共施設や一般家庭でもエアコンの普及率が低いフランスでは、猛暑への対応は全く異なる。