サクラサク

投稿日時 : 2022/07/05 17:30

「バカロレアの結果発表:今朝、高校生の運命の日」
Le Monde紙のウェブサイトより。

フランス時間、今朝の8時から、バカロレアの結果が発表されている。オンラインだけではなく、高校の掲示板前でもコロナ以前のように結果が張り出され、マスクを着用していない(一部はしている)高校生たちが喜び(や失望)を分かち合っている。

合格率はまだ発表されていないが、2012年から合格率は80%以上、コロナ禍で変則的だった昨年は94%が合格した。

今年は71万人がバカロレアを受けたというが、今年からはマクロン大統領肝いりだったバカロレア改革が行われ、バカロレアの評価は年度中の中間試験も40%で考慮された上で6月の最終試験の割合が60%に下がったことで、6月の試験はそこまで決定的なものではなくなった。

それでも、最終学年の高校生にとっては、この結果発表で、すっきりとバカンスを迎えられるか、あるいは再挑戦の追試の準備をしなくてはいけないかという運命の日だ。

週末から始まったツール・ド・フランスもいよいよフランス国内を巡りはじめ、新内閣のメンバーが発表されたものの、コロナウィルスの第七波も少し深刻になってきたものの、やはりバカンスの雰囲気がフランスには大きく漂い始めている。