9歳で大学受験が可能なフランス。

投稿日時 : 2024/06/10 17:30

「2024バカロレア:最も若い受験生は9歳」
Le Point誌のウェブサイトより。

日本でも割と大きく取り上げられるくらいに大きなニュースになったフランスのヨーロッパ議員選挙だが、フランスのメディアでは、開票直後からの大きな話題は、極右政党RNが世論調査や予想と同じく、トップだったこともそうだが、それ以上に、これは誰も予期していなかった、マクロン大統領による「サプライズ的な」国会解散と、3週間後に行われる総選挙。

シラク大統領が1997年に行った議会解散以来の、サプライズ解散で、これまでの大きな決断時には、割とじっくりと時間をかけていたマクロン大統領だが、今回は開票が始まり、すぐに大勢が判明した直後だった。

この週末の選挙の前にフランスのメディアが大きく取り上げていたニュースの一つが、今年のバカロレアのニュース。

歴史上最年少の少女がストラスブール学区で受験の登録をしたという。さらに彼女は専門として、数学と物理・化学を選択しているという。

今年のバカロレアは、18日から、例年通り、哲学の試験から始まる。

ちなみに、最高年齢の受験生は76歳だという。毎年、若い受験生は一定数いるが、やはり全てがバカロレアに合格するわけではないという。