終わりの始まり、あるいは第Xラウンド?

投稿日時 : 2023/06/06 17:30

「6月6日のデモ行進:ソフィー・ビネにとって、“14回目の動員は異例だ”」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

フランスの新年金制度問題。法的にはすでに成立しており、5月1日以降は労働組合連合なども大きなデモなどは行っていない。それでも国会などでは、反対法案の提出の動きなどは続いていた。そして今日、6月6日(火)は、実に14回目の新年金制度への反対のデモが行われる。

最新の世論調査でもフランス国民の半数以上が法案の撤回を求めているとされており、1ヶ月近く大規模なデモやストライキをしていなかった労働組合などがどのくらいの動員数を得られるかが注目される。一部の労働組合には、仕事を休むことで賃金が減る恐れがある組合員への負担や、政府へ効果的な圧力をかける戦略のため、今後は大きなデモはやらないとしているところもある。

労働組合側は本日の動員数などをふまえて今後の戦略をたてるというが、どうなるか。