パリ五輪の不安

投稿日時 : 2024/03/05 17:30

「2024パリ五輪:セーヌ・サン・ドニ県のドランシーで、“機密マップ”が入った二つ目のパソコンの盗難」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

先週もフランスのメディアでは、パリ五輪の機密情報が入ったノートパソコンとUSBメモリーが盗まれたという話題で賑わっていた。当初は、盗まれたエンジニアは、パリ五輪の治安計画に関する重要な情報があるとしていたが、後になって、パリ検察庁は、重要な情報は含まれていなかったと発表している。

また、金曜日には、オリンピック関連の情報が入ったUSBメモリーとノートパソコンが入ったパリ市の職員のカバンを盗んだ20代の男性7ヶ月の禁固刑に処された。

そして、月曜日に発表されたところによると、パリ郊外のドランシーで、スーパーの駐車場に停めていた病院の管理職の自動車から、やはりオリンピック関連の情報が入ったパソコンが盗まれたという。ただし、この情報は、機密情報ではなく、そもそも公開されるような情報であったという。

それでも、オリンピックを前にパリ五輪の警備体制について、この一週間で、重大なモノではなかったという発表ではあるが、二つも情報漏洩の事件があったことで、不安が拡がっている。