リヨンのPAULが営業停止。

投稿日時 : 2024/04/23 17:30

「“衛生基準の重大な違反”:リヨンのパールデュー地区のパン屋Paulが営業停止」
地方紙Le Progrèsのウェブサイトより。

4月16日、衛生管理局のサプライズ検査によって、急遽営業停止になったのは、日本にも進出しているフランスのブーランジェリーグループ、Paulのリヨンの店舗。

原因は、小バエやネズミの糞が見つかったり、調理場などの衛生状態が、消費者の健康を害する危険があるとして、改善が確認されるまでの営業停止を命じた。

実は、リヨンのPaulでは先月に続いて、2店舗目だ。

これは、パリ五輪の開催に向けて、パリ周辺はもちろん、フランス全土で食品衛生のチェックが厳しくなっており、抜き打ち検査が行われている結果だという。つまり、

つまり、たまたまこうした抜き打ち検査があったから、本来は見えず、知られることがなかった「通常」の状態が見えたというだけともいえる。

そして、もちろん、他の外食産業や小売店などは戦々恐々としている。