早くも新・新内閣の正念場。

投稿日時 : 2025/02/03 17:30

「ライブ。予算案:国会では、フランソワ・バイルー首相の発言を受けて、国会では49.3条が発動される恐れ」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

フランスの国会は今週が正念場とされている。

今週からいよいよ本格的に新政府が提出した予算案審議がおこなわれる。すでに事前審議や、首相などの発言で、野党側に歩み寄ったようなポイントもあるが、それでも、政府案であることにはかわりなく、バイルー首相も、場合によっては、憲法の通称49.3条を発動し、議会採決なしに法案を成立されることも辞さないという。

すでに昨年もエリザベット・ボルヌ首相が発動して、かなり批判されており、もちろん、この力尽くでの採決は政治的にはかなり博打のような感じで、これに対抗して反対勢力からは逆に不信任案が提出されてそれが通ってしまう可能性もある。すでに極左政党LFIは本日にも早速、不信任案を提出するとしている。

最悪の場合、前回、フランス史上、最短の任期だったバルニエ氏の記録を更新して、最短の内閣になってしまう可能性もある。ただ、その場合、ダメージを受けるのは与党だけではなく、またもや政治混乱を招いた全ての政治家たちが国民からは無責任だと非難されるという可能性もある。

そこで鍵となるのは、極右政党RNと、左派連合の社会党の動きだが、水面下では動いているようだが、戦略的な駆け引きがされているようだ。さらに、社会党でも、内部でも様々な意見があるようで、党としての統一見解・指示があったとしても、それに従わない議員もいることも大いにありえる。