年金問題:次のラウンドへ

投稿日時 : 2023/05/18 17:30

「年金制度改革;首相官邸では組合側とは“ざらついた”再協議、それでも膠着状態は続く」
地方紙Sud Ouestのウェブサイトより。

今週の火曜日と水曜日、エリザベット・ボルヌ首相は組合の代表を次々と首相官邸に招いたが、CGTの新リーダー、ソフィー・ビネ氏は会談後に、ほぼ全ての問題について、怒っているなどと発言し、政府側とは対話は出来ないとした。

年金制度改革問題では、今話題になっているのは、成立した新法案の廃止を求める法案の提出で、6月初めに提出されるような流れになっているが、首相は憲法に反するなどと発言し、また政府側と反対側の対立のポイントになっている。

組合側は一応首相の呼びかけには答えたものの、基本的な対立は全く解消されず、組合側が今後どのような戦略にでるかが注目される。