テレビ受信料が無料に？

投稿日時 : 2019/03/29 18:00

経済誌Challangesのサイトより。「ダルマナンが、テレビ受信料の廃止を提案」

今朝、RMCラジオのインタビューで、公会計大臣（Ministre des Comptes publics）ジェラール・ダルマナンは、テレビ受信料の徴収の廃止を提案を大統領にしたと話した。

これは、すでに大統領の公約として予定されている住民税（Taxe d’habitation）の廃止に伴うものだという。現在は、この住民税とともに徴収されているテレビ受信料だが、住民税の徴収がなくなれば、テレビの受信料だけを徴収するという行政手続きが面倒であること、現在はテレビを持たない世帯もあることなどを理由にあげている。

ちなみに現在、この受信料は、1世帯年間89ユーロ（海外県）から139ユーロ（パリ）。日本の国営放送と同じく、国営のテレビ、ラジオ局だが、国営のテレビ・ラジオ局はいくつもあり、幅広い選択肢がある。

一大臣の「提案」の段階だが、国民が反対するわけでもなく、住民税の廃止が実現すれば同時にこれも実現するのかもしれない。

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