イケアの正体。

投稿日時 : 2024/02/29 17:30

「アルテで放映“イケア、森の大名”:グリーンウォッシングのチャンピオンで、隠れたプレデター」
Le Monde紙のウェブサイトより。

27日の夜、ドイツとフランスの共同チャンネルARTE(アルテ)で放映されたのは、フランスでも人気の大手家具チェーン店、IKEAの実態だ。

日本にも店舗があり、世界中で展開しているファスト家具のビジネスの実態は、「グリーンウォッシング」(見かけだけの環境活動)で、その実態は、世界中の木々を2秒に一本伐採しており、年間に世界で伐採される木々の1%を占めるという。

ただし、公式には、このスウェーデン企業は、リサイクル材木や承認されたものしか使っていく、仕入業者にも厳しい条件をつけているという。しかし、大量の木製家具を安い値段で製造するにはどこかで節約をする必要があるという。

取材したジャーナリストは、ポーランドやルーマニア、そしてブラジルやニュージーランドなど、IKEAが木材を仕入れている国に行き、どこでも、環境保全や生物多様性などにはお構いなく、森を更地にしているという現場を見てきたという。

放映後、この話題はフランスの様々なメディアでも大きく取り上げられている。