Le Blog：ふらんすメガネ

パリの民泊事情2023

投稿日時 : 2023/08/09 17:30

2021年から、パリ市はヨーロッパ基準で、民泊の規制を強めたが、その結果が数字となって現れているという。

2021年は350万ユーロ、2022年は250万ユーロだった違反金が、2023年の半年ではわずか50万ユーロ程度だという。違反というのは主に、パリ市に登録せずに営業をしていたり、複数のプラットフォームなどに同じ物件を掲載していたり、年間120泊と決められている日数を超過していたりなど。

しかし。

個々の違反については、罰金はこれまでよりも上がる傾向にあり、2022年は平均15000ユーロだったのが、2023年は2万ユーロだという。これは、裁判では、違反する人たちは、民泊の規制を知った上で、違反とわかって、「意図的に」やっていると判断されるからだという。