欧州選挙に34団体が立候補

投稿日時 : 2019/05/15 18:30

地方紙Le Dauphiné libéréのサイトより:「欧州選挙:34の候補リストを公示するために、市役所は工夫が必要」

5月26日(日)に行われるヨーロッパ議員選挙が、13日(月)に公示された。選挙の仕組みは詳しくは解説しないが、候補は政治団体ごとで、既成政党はもちろん、今回のために集まった団体も含め、史上最大の34もの団体が候補者リストを出した。

公示は、日本と同じく、市役所などの指定の場所に、全ての団体が公平にポスターを貼ることになる。ただ、34ものポスターをいかに、公平に掲示するかで、市役所は四苦八苦。ポスターを貼る掲示板がなかったり、その業者が値上げをしたり。ちなみにパリでは13200の掲示板が設置されるという。

肝心の34のリストだが、ジレ・ジョーヌに関連するものも複数、エコロジーも複数あったり、エスペラント語を使おうという団体や、脱ヨーロッパを目指す団体もこのヨーロッパ議員選挙に立候補している。

これだけの候補の多さ、多様性は、ある意味、フランス社会を反映しているといえるかもしれないが、投票率はかなり低くなるという予想もある。