外食産業を支援するフランスの自治体

投稿日時 : 2021/06/01 17:30

「ニースのデコンフィヌモン:6月、ニース市は、”レストランの支援”のために、幾つかの通りを歩行者専用にする。」
20 Minutes紙のサイトより。

昨日から18歳以上の全国民にワクチン接種が始まり、早速、(まだ)40台のマクロン大統領も昨日、夫人とともにワクチンを打ったと発表した。(実はすでに打っていて、これはあくまでも広報活動だという見方もあるが)そして、デコンフィヌモン(ロックダウン解除。日常再開)の次の段階を来週に控え、フランスでは夏と共に日常が戻ってくる雰囲気だ。

6月9日に特に大きく変わるのが、現在50%のみ稼働しているテラスが100%になり、レストランやカフェの室内も、50%ではあるが、営業出来ることになる。ニース市では、この期間、「レストランを助ける」ために、繁華街などでは、一部の通りを車両禁止としてレストランなどのテラス営業を助けると発表した。

パリ市でもすでに同様の措置がとられている。さらに、6月30日までは、例外的にカフェやレストランはテラスを拡張してもよいとしていたり、通常は発生するテラス使用料なども免除としている。

ただ、夏を前に、通常は季節労働者として採用されるはずのウエイターなどに人が集まらないという問題も起き始めているという。さらに、今月からは企業などへの支援が段階的に規模が小さくなり、予定通りであれば、新年度の9月には、こちらも「日常」に戻ることになっている。