10億円のコロナ罰金
投稿日時 : 2020/11/12 18:00
ジャン・カステックス首相は、本日、定例となった週一の「防衛会議(conseil de défence)」の後、18時に会見を開き、二週間経ったコンフィヌモンの総括をし、あらたな対策などを発表する。
数日前からフランスのメディアはこの内容がどうなるかという話題。肝心のCovid-19の感染状況は、ようやく、やや改善傾向にある程度で、デコンフィヌモン(コンフィヌモンの解除)をする際にマクロン大統領が示した指標(一日の新規感染者が5000人以下)にはほど遠く、改善されている数字があるものの、専門家や医療関係者は、油断してはいけないと警鐘をならし続けている。
おそらくは、小売店なども営業再開は、はやくても12月に入ってからで、さらには厳しい条件つきになるとされる。そして1回目のコンフィヌモンにくらべ、コンフィヌモンを守らない国民に対して、取り締まり(つまり罰金)を強化するという。
有効な証明書(仕事のために外出している、近所への買い物など。そしてスマホでも可能)を所持していない場合、警察官に提示できなければ、その場で違反切符がきられる。1回目は135ユーロだが、二週間以内で2回目の場合は200ユーロ。さらに、1か月の間に3回違反すると、最高で3750ユーロの罰金となる。Le Parisien紙の記事によると、例えば、火曜日にパリ10区のある場所では1325人がチェックされたところ、128人が証明書の非所持、あるいは不備で違反切符を切られたという。コンフィヌモンが始まった当初は、取り締まりも厳しくはなく、違反切符もあまり切られていなかったようだが、あまりにも外出している人が多く、感染状況も改善しないために、内務省の通達で、取り締まりの強化が始まっている。
10月29日の内務省の発表によると、すでにフランス全土では65000、そのうち2万がパリと近郊をあわせたイル・ド・フランスで違反切符が切られているという。つまり、800万ユーロ以上、2回目の人もいるとして、1000万ユーロ、つまり10数億円が罰金収入として国に入っていることになる。
10億円のコロナ罰金
投稿日時 : 2020/11/12 18:00
ジャン・カステックス首相は、本日、定例となった週一の「防衛会議(conseil de défence)」の後、18時に会見を開き、二週間経ったコンフィヌモンの総括をし、あらたな対策などを発表する。
数日前からフランスのメディアはこの内容がどうなるかという話題。肝心のCovid-19の感染状況は、ようやく、やや改善傾向にある程度で、デコンフィヌモン(コンフィヌモンの解除)をする際にマクロン大統領が示した指標(一日の新規感染者が5000人以下)にはほど遠く、改善されている数字があるものの、専門家や医療関係者は、油断してはいけないと警鐘をならし続けている。
おそらくは、小売店なども営業再開は、はやくても12月に入ってからで、さらには厳しい条件つきになるとされる。そして1回目のコンフィヌモンにくらべ、コンフィヌモンを守らない国民に対して、取り締まり(つまり罰金)を強化するという。
有効な証明書(仕事のために外出している、近所への買い物など。そしてスマホでも可能)を所持していない場合、警察官に提示できなければ、その場で違反切符がきられる。1回目は135ユーロだが、二週間以内で2回目の場合は200ユーロ。さらに、1か月の間に3回違反すると、最高で3750ユーロの罰金となる。Le Parisien紙の記事によると、例えば、火曜日にパリ10区のある場所では1325人がチェックされたところ、128人が証明書の非所持、あるいは不備で違反切符を切られたという。コンフィヌモンが始まった当初は、取り締まりも厳しくはなく、違反切符もあまり切られていなかったようだが、あまりにも外出している人が多く、感染状況も改善しないために、内務省の通達で、取り締まりの強化が始まっている。
10月29日の内務省の発表によると、すでにフランス全土では65000、そのうち2万がパリと近郊をあわせたイル・ド・フランスで違反切符が切られているという。つまり、800万ユーロ以上、2回目の人もいるとして、1000万ユーロ、つまり10数億円が罰金収入として国に入っていることになる。