パリ市民の声。

投稿日時 : 2025/03/24 17:30

「パリ市民は、新たに500の道路の緑地化に賛成」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

昨日の日曜日、パリ市民が投票したのは、パリ市が提案する新しい500の「ガーデンロード(rues jardin)」について。

最初に結果を伝えると、66%が賛成だった。

ただし。投票率は、わずか4%未満。しかも今回は16-17歳にも投票権があったにも関わらずだった。

実はこうした市の政策に対する投票は今回で3回目。2023年には、電動キックボードの禁止についてで、これも投票率は7.5%だったが、賛成となり、2024年にはSUVなどの大きな自動車の駐車料金の値上げについて。これも賛成だったが、投票率は5.7%。

こうした結果をうけて、もちろん、反対派は、投票率が少ないことで、市民の意見を反映していないと反発しているが、パリ市側は、投票しないというのも意思表明であるし、投票した人たちの意見を尊重するという立場だ。

ところが、自動車の利用が多い7区、8区、16区では、反対が多かったという。

パリ市内で500というと、地区ごとに6-8の緑地スペースが誕生することになる。