すでにパリ五輪のレガシー、あるいはパリの新名所。

投稿日時 : 2024/07/30 17:30

「大人気、チュイルリー公園に設置された浮かぶ聖火台は五輪の後も残されるのか?」
地方紙Ouest Franceのウェブサイトより。

さすがにパリ五輪関連の話題は日本のワイドショーなどでも取り上げられているが、昨日からフランスのメディアが大きく取り上げている競技以外の話題は、月曜日にイダルゴ、パリ市長がした発言。

この浮かぶ聖火台(フランス語ではVasque:バスク)、開会式後に、「バスり」まくり、その晩に用意されていた見学用の予約がすべて埋まってしまい、それでも近くで見ようとするパリ市民や観光客が殺到している。予約枠の追加も検討されている。

パリ市長は、この人気もうけて、パリ市に常設する方針だとした。かならずしも現在と同じ場所とは限らないが、すでにチュイルリー公園内にとどめておくようにとの署名運動も始まった。また、エッフェル塔の五輪も残そうというが、これも強度のことなどもあり、今の場所ではないかもしれない。そして、開会式に登場した金色の銅像も、こちらはパリ18区に設置することを検討しているという。