9月病

投稿日時 : 2019/09/12 18:30

20 Minutes紙のサイトより。「RATPのストライキ:地下鉄10線閉鎖、RER A線・B線、バス、トラムウェイは混乱…金曜日はどうなる?」

9月に入ってからは新年度関連の話題ばかりだが、本日は、パリの交通網のストライキのニュース。

これは政府が準備している年金制度改革の一環で、これまで特別優遇措置があった鉄道職員など(RATP[パリ交通公団]、SNCF[フランス国鉄]、IEG[電気ガス産業])の年金制度が2025年から廃止されることに反対して、各組合がこの13日の金曜日にストライキをするというもの。

バカンス前の7月にはすでに組合側からは、年金制度改革案への反対が表明されていたし、ある組合は12日から14日までのストライキの予告もしているという。1995年に3週間近く続いた大規模ストライキに匹敵するかもと言う予想もある。

しかも、14日の土曜日は、かつて東京でも検討されていた、地下鉄の24時間運行のテスト日でもある。

年金問題はフランスでも大きな問題で、今回は鉄道職員だが、16日には、弁護士・医師・看護師・パイロット・CAなども年金改革に反対するデモを予定している。

日本では新年度が始まって5月になると、「5月病」が話題になるが、フランス、特にパリでは、バカンスが明けて、仕事や学校が始まると同時に、こうしたストライキやデモも再開し、こうしたいかにもパリらしい乱雑さ(pagaille)に苛立つ人も多くなる。さすがに「9月病」とはいわないが、これもまたある意味、フランスらしい(というよりも、パリらしい)雰囲気だ。