フランスの新幹線では、乗客の体温チェックの実験を開始。

投稿日時 : 2020/07/21 18:00

「コロナウイルス:SNCF(フランス国鉄)は、乗客の体温検査を試し始めた」
20 Minutes紙のサイトより。

バカンスモードに入ったはずのフランスだが、Covid-19関連については、さすがにバカンスもないようだ。本日も新たな動きのニュースが話題になっている。

それは、フランス国鉄(SNCF)が、夏の間、Covid-19の来たるべき第二波に備えて、試験的に、フランスの新幹線ことTGVに乗る乗客の体温チェックをするというものだ。

試験的な試みなどで、義務ではなく、希望する人が、非接触型の体温チェック機の前に4秒ほど顔をちかづけて体温を測るというもの。やらなくても罰則はないし、かりに高熱があっても、乗車を拒否されることはなく、もし、38.5度以上の高熱でも、その場合は、職員がやってきて、乗車をやめるのであれば、全額返金、乗車するのであれば新しいマスクとアルコールジェルなどを渡すという。

これはパリの主要な三つの駅で夏のあいだ行われる。目的は、第二波になったときに、列車の運行が続けられるように、乗客全員の体温チェックをした場合にどのくらいの時間がかかるかなどのデータをとるためだという。