フランスでは毎年農業見本市があり、大統領をはじめ政治家が一日中ブースを巡る。

投稿日時 : 2025/02/25 17:30

「農業見本市:エマニュエル・マクロン大統領は“冷静さと対話を呼びかける”」
地方紙Ouest Franceのウェブサイトより。

日本でもマクロン大統領とトランプ大統領のアメリカでの対談は報じられているが、その前の週末、マクロン大統領は、毎年恒例の農業見本市を訪れていた。

昨年は、農業従事者のデモもあったり、「マクロン辞めろ」などという罵声も多く浴びさせられるなどあったが、今年は比較的印穏やかだったようだ。

もちろん、国内での支持は低迷しているし、それなりに罵声もあったとはいうが、丸一日、様々な地方のスタンドを訪れ、農業従事者や家畜などと交流した。

今年は昨年よりも農業従事者の不満が大きくないというか、不満はどちらかというとEUに対して向けられており、マクロン大統領やフランスの政治家はどちらかというと、自国の農業従事者を守るという立場のため、穏やかな農業見本市となったとされている。