フランスのバレンタインデーはチョコではなく、花。

投稿日時 : 2025/02/17 17:30

「“毒入りバレンタインデー”:切り花は“大多数が”農薬汚染されている」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

日本のバレンタインデーといえば、定番はチョコレートだが、フランスは花だ。

そもそも、バレンタインデーそのものも違う。日本だと長年、女性が男性に好意を伝える日で、それにチョコレートが使われるというものが基本。
フランスは、そもそもバレンタインデー自体がそこまで日本のようなマーケティング的だったり、行事の日のような意味合いはなく、さらには、「愛の日」であり、告白ではなく、すでにカップルの男女(既婚も含め)で、さらに男性が女性に愛を伝えるというもので、その愛の象徴として、花束が定番だった。

ところが、先週の14日、消費者団体UFC-Que Chosirが発表した調査によると、調査した切り花について、“100%”から、なんらかの農薬や保存剤などの有害物質が検出されたといい、さらにその一部にはヨーロッパで禁止されているはずの有害物質も見つかったという。

昨今のフランスやヨーロッパでは、野菜や果物と同じように、花に関しても、季節の植物、地元の植物、そしてもちろん、無農薬の植物を扱う花屋が見られるようになった。そして消費者の方も、農薬まみれで、大量のCO2を排出されて輸送されてくるような真っ赤なバラを避ける傾向も見られる。