日常が戻り、ベンゼマも戻る。

投稿日時 : 2021/05/19 17:30

「5月19日は、デコンフィヌモンの第二段階:何が変わるか」
Le Monde紙のサイトより。

予定通り、本日からデコンフィヌモン(ロックダウン解除)の大きな段階である第二段階が始まった。不慮のサプライズもなく、感染状況も順調に改善しており、唯一、お天気だけが場所によってはあまりよくないものの、基本的に待ちに待ったこの日が無事にやってきた。

メディアでは、今日からできること、まだ出来ないことなどをまとめた情報が多い。ポイントだけをまとめると、本日からは:
・夜間外出制限の開始時刻が19時から21時に。
・10月30日から閉鎖されていた映画館も座席数の35%(または最大800人)で再開。演劇も同様。
・美術館は一人あたり8平方メートルを確保することで再開。
・図書館も座席を一つ空けて再開。
・屋外イベントは定員の35%で、最大1000人の座席で再開可能。
・屋外の動物園やカジノも営業再開。ただしそれぞれ50%、35%の入場制限。
・生活必需品以外の小売店も営業再開。ただし、顧客一人あたり8平米のスペースを確保。
・カフェ、バー、レストランのテラスは50%までで再開。一テーブル最大6名。ただし、屋外スペースが狭い店はこのかぎりではないが、客席の間に仕切りなどをつける。
・ホテルの屋内レストランは営業を再開できるが、食事付きで泊まっている宿泊者に限る。
・屋内のスポーツ施設やプールも再開。ただし、子どもやスポーツ選手の活動が優先。
・宗教行事や結婚式なども可能に。ただし、会場の35%が基準値。
・老人ホームなどでは、家族の面会が可能に。

次は6月9日、そして最後は6月30日だ。これから2週間のフランス人の行動に全てがかかっている。

6月9日からは、外出制限が21時から23時になり、レストランの屋内営業が再開、文化施設などでの人数制限が緩和される。

そして本日のフランスでもう一つの大きなハッピーなニュースは、サッカーのフランス代表にベンゼマが戻ってきたことで、こちらも昨晩からフランスのメディアで大きく取り上げられている。