日本人はいつ海外にいけるのだろう

投稿日時 : 2021/08/11 17:30

「再起の風に乗る航空機産業」
経済誌Les Echosのウェブサイトより。

「自粛」という何の制限も罰則もない「お願い」ベースの感染症への対応が続く日本では、ほぼすべての産業の先が見えないが、フランスはまたもや違う雰囲気だ。

今週から始まったほぼすべての外出で必要な感じの衛生パスの提示も、「自由」の代償としては許容範囲のようで、なんとなく「日常の再開」はできているようなフランス。

経済誌Les Echosの本日の記事によると、夏のバカンスも長距離旅行はないものの、国内や近隣諸国への旅行はほぼいつも通りで、さらに、中国やアメリカでも感染症対策による制限が緩和されてきていることもあって、エアバスやボーイング社は、当初予想されていたよりも売り上げが好調になっているという。もちろん、長距離旅客機はまだまだだが、中距離旅客機についてはかなりの回復傾向にあるという。

まったく動かない(ように見える?)日本の首相や政治家とは違って、バカンス時期でありながらも、マクロン大統領も海外県や南仏での感染の拡大に素早く反応し、関係閣僚や専門家との協議を決め、さらなる対応策を打ち出そうとしている。