フランスの大学も新年度スタート

投稿日時 : 2021/09/06 17:30

「アフガニスタン:女子大生は、アバヤとニカブの着用が義務に」
Le Parisien紙のサイトより。
写真は、パリでのデモで、タリバンによって女性の権利が脅かされているとするプラカード。

フランスでは今週から大学も新年度が始まる。とりあえずリモートではなく、感染症対策は当然あるものの、普通の年度初めのようだ。日本では大学などで集団接種が進行中のところもあるが、フランスではそもそも全ての国民に「平等に」ワクチン接種を提供なので、「職域接種」という概念はなかった。

フランスの大学生のワクチン接種率のデータはないが、18-29歳では、完全にワクチン接種が終わっている人の割合は74%という。(ちなみに、50歳以上でワクチン接種を終えた人の割合は80%を超えている)

そんなフランスで本日話題にされているのが、日本ではすでにほとんど取り上げられないアフガニスタンのニュースで、アフガニスタンの女子学生に関するものだ。

タリバン政権の発表によると、新年度が始まるアフガニスタンでは、女子学生は、顔を覆うニカブの着用が義務化されるという。講義も男子学生とは別の教室で受け、男子学生とすれ違うことがないように、教室の移動の際も別室で待機することになるという。