まだまだ続く。まだ終わらない。

投稿日時 : 2021/03/29 17:30

「コンフィヌモン、学校…。なぜ今週が感染症対策の正念場なのか」
L’Express誌のサイトより。

日曜日発行の新聞(一般紙は日曜日は発行しない)、le Journal du Dimanche(日曜新聞)でのインタビュー記事で、マクロン大統領は、今のところまだ何も決断はしていないが、ウイルスに対しては、プラグマチックに必要な対策を迅速にとるという。パリなどで始まっているコンフィヌモンなどの効果は今週から見られるはずで、それとフランスで脅威とされているイギリス型の変異株の影響などが考慮されるという。

さらに、今朝からフランスのメディアでは、先週、フランス全土で学校(小学校から高校)では、3000以上の教室が学級閉鎖され、子どもたちの間では2万以上の新規感染があったと報じている。教育大臣は、これまでは一クラス3人だったのを一クラスで1人でも感染が出れば学級閉鎖するとした。こうした学校での状況に、教職員側も、親たちも不安を訴え、声を上げ始めている。

水曜日の定例の関係閣僚会議のあと、マクロン大統領がテレビ演説で、フランス全土の学校の閉鎖を伝えるのではという話もでている。

フランスの感染状況はもちろん改善しておらず、パリ地域の病院では、「命の選択」をせざるをえないという状況だという。