フランスで史上最悪のペドフィリア事件の裁判

投稿日時 : 2025/02/26 17:30

「ルスクアルネック裁判:父親の“暗黒面”に対峙する二人の息子」
Libération紙のウェブサイトより。

フランス以外では殆ど話題にされていないが、今週、フランスのメディアで大きく取り上げられているのが、ペドフィリア(子どもを対象とする性犯罪)の裁判。

現在70代の元外科医が加害者で、2017年に捕まったが、それまで30年近くにわたり、実に300人近く、大多数が未成年に対して、ほとんどが性犯罪を犯していたというもの。この元外科医は自分の立場を利用して、病院内で、行為におよんでいたり、犯行を日記につけていた。

今週は、元妻や息子たちも証言台に呼ばれて発言するなどしている。

2017年に捕まったのは近所の6歳の少女に対する行為で、その後、姪っ子たちや患者への犯罪が明らかになり、すでに2020年に15年の懲役刑が科せられていた。ただし、今回は、さらに299人への性犯罪の容疑の裁判で、4ヶ月にわたって裁判が続くとされている。