それでもフランスは映画の国

投稿日時 : 2023/03/20 17:30

「映画の春、3日間のはじまり」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

年金制度改革問題は、先週末、政府が強硬採択をしてから、連日、激し目のデモがパリなどで続いており、今日もパリの地下鉄などではストライキも続く。国会では、本日、二つの不信任動議の決議があるが、これまでフランスの議会で不信任動議が採択されたことは一度しかないという。

年金制度改革法案については、もう諦めになるか、反対運動が激化するかの瀬戸際とされている。

そんななか、フランスで昨日から始まったのが、毎年開催されている「映画の春」キャンペーン。日曜から火曜までの三日間、フランスにある6000近くの映画館で、全ての映画が5ユーロで見られるというものだ。ただし、今年は、電気料金の値上げやインフレの影響で、これまでよりも1ユーロの値上げになった。それでも、通常料金よりはかなりお得に映画を見られる期間で、それなりの観客数が期待されている。