いつものバカンスに向かうフランス

投稿日時 : 2022/05/09 17:30

「マップ。Covid-19:感染症の減少は続き、医療体制の逼迫も緩和」
経済誌Capitalのウェブサイトより。

日本が連休明けの感染者数の推移に戦々恐々とするなか、フランスでは、危惧されていた春のバカンスと大統領選挙の後の感染症のピークは来ることはなく、新規感染者数も減少を続け、入院患者・重症患者の状況も徐々に改善している。

ただし、専門家トップは、フランスでの感染症は「制御できている」とするものの、「まだ終わっていない」とし、秋にも再び新たな変異株が猛威を振るう可能性もあると警鐘を鳴らしている。

フランスはかなり「コロナ以前」の生活が戻りつつあり、6月に議会選挙があり、6月末には新しい政権が誕生することになるが、これからは、カンヌ映画祭、ローランギャロスのテニス、ツールドフランスがおそらくはいつも通りに開催され、おそらくは「いつもの」バカンスがやってくるだろう。