火が付いた？

投稿日時 : 2019/06/10 18:30

金曜日の夜、フランス対韓国の試合で始まった、女子サッカーワールドカップだが、試合を中継したTF1は、女子サッカーでは記録的な1千万人近い視聴者がいたという。

視聴率は44.3％と、日本で言うと、年末の紅白歌合戦なみの数字だ。フランスチームがいい試合をして勝ったこともあるが、女子サッカー人気は完全に火が付いているようだ。

さらには、全ての世代でまんべんなく高視聴率を獲得しているという分析もある。 特に高視聴率を獲得したのは、25-49歳の世代（51％）、50歳以下の女性（47％）、50歳以下の男性（57％）、そして4-14歳の子ども（65％）というカテゴリ。子どもがいる家族がみんなで楽しんでいる光景がみえる。

ちなみに今後の試合は、TF1（民放地デジ）が放送するのは一部だが、有料TV局、Canal +は全試合を中継する。

フランスの視聴率について：
フランスのテレビ・ラジオの視聴率調査を行っているのは、Médiamétrieという会社が調査している。対象は、フランス全土のサンプルとなる5000世帯で、4歳以上の11400人が対象となる。（日本は、ビデオリサーチ社という会社が行っており、調査対象は数百）

フランス社会におけるテレビ文化、テレビ番組の編成、視聴者のテレビの見方は日本とは全く異なるので、単純な比較は出来ないが、それでも、高視聴率を記録した女子サッカーの人気は数字の通りだろう。来週からバカロレアが始まる受験生は誘惑が多くて大変だ。