フランスの子どもも学力低下

投稿日時 : 2022/12/08 17:30

「四年生の綴り方のレベルは下がり続けている」
Le Figaro紙のウェブサイトより。

教育省が発表したところによると、フランスの子どもたちの国語の能力は低下する一方だという。

日本では定期的に学力テストが全国で行われているが、フランスでは定期的に小学4年生にたいして、1987年から同じディクテーションを行っており、その間違いの数などを統計としてとっている。

公開された2021年の統計によると、34年間で、間違いの数は倍になったという。女の子の方がやや成績がよいというが、ディクテが苦手なのは全ての生徒だという。

そして、生活環境が厳しい生徒はより成績が悪く、環境がよい生徒はより成績がよい傾向があるという。

この話題で、もちろんメディアなどでは、様々な解説や見解が見られるが、いよいよクリスマスシーズンもたけなわ。フランスのクリスマスプレゼントの定番は相変わらず本だ。