卵15000のオムレツ

投稿日時 : 2023/04/12 17:30

「ベシエールの巨大オムレツ国際騎士団が50周年を祝う」
地方紙Le Journal Toulousainのウェブサイトより。

月曜日まで復活祭の連休だったフランスでは、庭などでチョコレート探しなど、復活祭のイベントが各地であった。トゥールーズ郊外にあるベシエールでは、毎年、巨大オムレツを作る行事が行われているが、今年は、この行事を担う「ベシエール巨大オムレツ騎士団」が50周年を迎え、今年は卵を15000個使った巨大オムレツを作り話題になった。

以前から、ベシエールでは復活祭には街の人たちが集まって、オムレツを食すという習慣があったが、1973年、ベシエールの商工会のような団体の会長が、巨大オムレツを作ろうというアイデアを出したという。それまでも、この時期には、農家などに呼びかけて、卵を提供してもらい、オムレツを作って、無料で振る舞ってお祭りをするということになっていた。

その後、1980年代には、他のフランス語圏にもひろがり、「巨大オムレツ国際騎士団」になっているという。