都市はうるさい

投稿日時 : 2020/05/20 18:00

「“デコンフィヌモン(隔離解除)以来、音にアレルギー反応を示すようになった”…騒音が戻ったことで、人びとを困らせている」
20 Minutes紙のサイトより。

デコンフィヌモン(隔離解除)が始まって第二週目。ニンゲンの活動再開にともない、街にはニンゲンの騒音も戻ってきた。数週間もこれまでにない「静かな」時を過ごしていたフランス人のなかには、以前の騒音が絶えられなくなり、騒音アレルギーを引き起こす人もいるという。

あるいは、それまでの都市生活のストレスにおいて、騒音がいかに大きな割合を占めていたかがわかったという。

特にひどいとされるのが、都市部でのバイクやスクーター、そして特にパリでは警察車両などのサイレンや一般車などのクラクションだという。さらには空港近くの住民からは、こちらも再開した航空機の騒音がたえられないという。

日本でもこの「 コロナ禍」のあと、来年度の就職活動はIターンが多くなり、都市部から地方への動きがあるかもという話があるように、フランスでも、とくに「密」で医療崩壊が起きやすいパリ、ストレスがあるパリを避ける動きが生まれそうだ。