2020年は緑色?

投稿日時 : 2019/05/29 18:00

20 Minutes紙のサイトより。「2020年市町村議会選挙:緑の波は、レンヌとナントで勝つことが出来るか?」

ヨーロッパ議会選挙で躍進した緑の党だが、特にレンヌとナントでは、政権政党LREMに拮抗する得票率を得た。どちらの都市もPS(社会党)が市長だが、今回のヨーロッパ議会選挙では、得票率はいずれも10%前後と、第三位だった。

2020年の市町村議会選挙まで1年をきっており、この傾向が変わらなければ、それぞれの市では、緑の党の市長が誕生する可能性も大きくなった。緑の党が単独で選挙をするか、あるいは社会党と組むか、あるいは全ての左派勢力をまとめるかはまだわからないが、この二つの市に見られるように、他のヨーロッパの地域と同じく、フランスでも、緑の党、エコロジー政党の躍進がめだつ。

ヨーロッパという、ある意味「グローバル」な枠組みだけではなく、「ローカル」な枠組みでも、エコロジーの考え方が政治に浸透してきているのだろう。