モンブラン登山も気候変動の影響

投稿日時 : 2022/07/20 17:30

「気候変動。猛暑:モンブランでは、止まらない落石、そして自粛要請」
Libération紙のウェブサイトより。

イタリア北部の山で雪崩で11人が死亡した事故から二週間あまり、フランスとイタリア国境にあり、夏の「観光地」としてフランスでも人気のモンブランでは、現地のガイド組合などがモンブランへの登山を極力推奨しないという発表をした。フランスでも異常気象で、モンブランでは、6月には2019年にあった最高気温の記録を4度も上回る10.4度となった。そして乾燥も続いていることで、落石が頻発しており、とくに登山家が多い明け方に頻発していることから、通常の登山ルートでの登山は避けるようにと発表した。

先週の山火事も規模が大きくなったばかりか、フランスだけではなく、イタリアやスペインでも同様の山火事が発生している。海水浴客であふれる南仏や大西洋岸では、シャワーで使われる水の浪費や、ツール・ド・フランスの選手のための「打ち水」もムダだという話題があったり、気候変動の影響は今年も様々だ。

Youtubeでも最近、登山している人のすぐ側を落石している様子がTVニュースでも取り上げられるほどだった。