1年前の失踪事件の真相は解明に近づく。

投稿日時 : 2024/09/20 17:30

「リナの失踪:一年経って、判事によると、捜査は“真実に近づくだろう”」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

ちょうど1年前の9月末にフランスのメディアで大きく取り上げられていたのが、恋人に会いに行く途中で突然姿を消した15歳のリナの話題。フランスの田舎で、目撃者もなく、防犯カメラもなく、なんの手がかりもなく、当初は、当然のように恋人が疑われたり、地元の小さな街の怪しげな人たちに疑いの目が向けられたり。

ところが、夏の初めに大きく進展したのは、ある盗難車からリナのDNAが見つかったことがきっかけとなる。その盗難に関わったとされる人物は、すでに自殺しており、何度か事件を起こしていたり、精神疾患があったり、知人などにも何らかの事件に関わったような話をしていたという。

昨日発表されたところによると、車のダッシュボードからはリナがもっていたハンドバッグや、スマホケース、イヤフォン、つけまつげなどが見つかっており、さらには、リナとこの自殺した男性のDNAが検出されたロープもみつかっているという。

この自殺した男性、そしてこの車両がリナの失踪の事件に深く関わっていたことはほぼ確定されてきたようだが、男性が自殺してしまっていることで、今後、どこまで真実が分かるかは、捜査次第だという。

ところで、今週中にははっきりすると言う、未解決のフランスの新内閣だが、すでにメンバーは決まって、マクロン大統領からも新首相はゴーサインを得られたとされるが、一部の報道では、自分が最終的に選んだメンバーを認められなければ、辞任も辞さないとバルニエ新首相がいったとか言わないとか。

正式に新内閣が発表されれば、そこから反対勢力も動き始めるだろうし、新年度に入ってあまり動きがない労働組合なども、恒例の年度初め、クリスマス前のデモやストライキを始めるかもしれない。