現場から

投稿日時 : 2020/04/16 18:00

国営放送France 5の情報番組より。
パリのBichat病院の緊急医たち。

日本でもいよいよ医療現場の飽和・崩壊が恐れられ始めているが、これは1か月前のフランスの状況だろうか。

フランスでは1か月前から、医療現場の最前線の様子が伝えられており、それは医者だけではなく、看護師や清掃員(徹底した除菌をする人の役割も重要)、さらには患者の生の声が伝えられ、そうした「関係者」たちも他の人達に伝えようと、協力的だ。

国営放送France 5の情報番組より。
地方の病院の看護婦たち。

日本では、一部の医者などの専門家がテレビで「コメンテーター」として登場するくらいで、現場の生の声、現状はほぼ伝えられていない、伝わってこない。

現在、医療現場でも、報道にあるように、ピークは過ぎて、停滞期にある(現象ではない)という生の声が聞け、先週はひっきりなしに集中治療室に患者が運ばれて、待ちが出るほどだったが、いまはそれに少し余裕とはいえないまでも、落ち着いて対応できるほどになっているという。