どこを見るか

投稿日時 : 2019/12/18 18:00

男女平等までまだ1世紀かかる。
Le Figaro紙のサイトより。
(画像のキャプション:発表によると職場での不平等が解消されるには257年かかるという)


昨日、日本でも世界経済フォーラム(WEF)が発表した世界各国の男女平等指数を話題にした。日本では、(相変わらず)低い日本の順位、121位と、特に政治参画での女性参加が非常に低いという、これまでも現在も続いている状況を紹介するにとどまった。

一方、フランスは、一般的には女性の社会参加が活発で、政治においてはパリテが法律で決まっていることもあり、男女平等が(日本と比べ)進んでいるというイメージだろう。だが、フランスのメディアが取り上げた数字は、「2119年」これはフランスで完全なる男女平等が実現するであろう年だ。フランスは2019年は15位で、2018年の12位から下がった。原因は、経済参画の面と健康面で男性よりも不利な状況にあるという。

15位のフランスが1世紀なら、121位の日本では一体何世紀かかるのだろうか。あるいは、試算ができないほど、状況が改善される指標がないとか。。

【年金制度改革問題】
・昨日のデモは、参加組合が増えたにもかかわらず、12月5日のデモよりも参加者は少なめに終わる。
・本日、政府と組合側の話し合い。話し合いは平行線とみられている。政府は本日新しい年金制度のシミュレータを公開予定。
・週末の電車は予約済みの電車は走(らせ)るというが、実際にそうなるかは不明。組合側はクリスマスの停戦もないと強気。

Charlie Hebdo紙の表紙。
「スキャンダル:小さなイエスは家族でクリスマスを過ごせなさそう」