夏時間になって

投稿日時 : 2022/03/28 17:30

「大統領選:発言時間、チラシ、ポスター。この月曜から変わること」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

フランスでは夏時間の廃止が議論されるはずだったが、コロナ禍の影響で結論は先延ばしになっているため、今年もサマータイムが昨日から始まった。日本との時差は7時間になった。

そして、あと2週間となったフランスの大統領選挙だが、本日の月曜日から選挙のルールが厳しくなる。これは毎回のことで、今回は12名の全ての候補者が、完全に平等に扱われる。街中に張り出されるポスターはもちろん、テレビやラジオで取り上げられる発言時間も、完全に平等となる。この時間は第三者機関が厳密に測ることになっている。

ちなみに、これまでは、完全なる平等ではなく、政党別の支持率などから計算されたポイントによって、例えばマクロン現大統領は有利で、今年に入ってから40時間近くテレビで取り上げられ例他が、支持率が低い候補者はメディアでの扱われ方がそれなりに低く、同期間で2時間弱しかなかった。これが、これから2週間は完全に平等になる。

また、全ての候補者の政策のプレゼン資料はすべて平等に税金によって全ての有権者の家庭に配布されることになっている。

各候補者たちは昨日の日曜日もそれぞれがミーティングなどを開き、いよいよラストスパートにはいった。