夏フェスのあとは、秋スト

投稿日時 : 2022/10/18 17:30

「10月18日のストライキ:学校、交通、病院、デモなど。地方で何があるか」
地方紙Midi Libreのウェブサイトより。

大手労働組合CGTが中心になって計画された今日の全国ストライキ。製油所のストライキから始まり、エネルギー産業に拡がったあと、インフレで購買力が低下している働き手が賃上げなどを求め、交通系の組合などもストライキをする。

パリやパリ近郊の鉄道などももちろん今朝から影響がでているが、それほどではないという。それでも、ストライキは今日で終わるとは限らず、経営側などから何らかの具体的な提案がない場合などは、さらに続く可能性もあるという。

フランスのメディアは、今朝から、日本での台風接近情報のように、どの地域でどの分野がどのくらいストライキをして、どんな影響が出ているかをオンタイムで報道している。

そして、じつは今週末からトゥーサンの秋休みがフランス全土で始まることになっており(10月22日から11月7日)、ストライキはもちろん、このバカンスの直前にやることでプレッシャーをかけている。(クリスマス前や、夏のバカンス前もストライキが起こりやすい)国民の一部では、ストライキなどが長引いて、バカンスに影響すると考え、秋のバカンスの予定をキャンセルしている人もいるという。