マクロン大統領からの提案

投稿日時 : 2019/04/26 18:00

Midi Libre紙のサイトより。「世論調査:63%のフランス人がマクロンに納得せず」

昨日、4月25日の夕方、ノートル・ダムの火災によって当初の予定から10日遅れ、当初の録画のテレビ演説の形式も変えて、マクロン大統領が「大討論」を受けての提案を行った。18時から、300人近くのジャーナリストをエリゼ宮に集め、20分の演説のあと、20時ちかくまで質疑応答した。

昨日は朝からこのニュースで、300人というジャーナリストも、一社あたり2人まで、しかも許可をもらえなかったジャーナリストもいたという。また18時から二時間というのも、20時からのニュース(日本で言う、19時のNHKニュース)に大きく取り上げら得るようにという広報戦略で、木曜日の20時は一番ニュースが見られる時間帯であるという。そして週末前の翌金曜日は、政府をあげて援護射撃ができるという段取りだという。

そこで直後に行われた世論調査によると、63%のフランス人が納得せず、80%は、ジレ・ジョーヌの運動はこれでは収まらず、さらに続くと回答。

マクロン大統領は、具体的な提案をいろいろとしたが、ジレ・ジョーヌはもちろん納得せず、一般のフランス人にも受け入れられずと、かなり厳しい情勢になっているようだ。

次の土曜日のジレ・ジョーヌのデモ、そして5月1日にあるさまざまなデモがどのくらい大きなものになるか注目されている。