ガス、石油、穀物。

投稿日時 : 2022/03/23 17:30

「ウクライナ戦争:急騰する小麦やガスに震撼する農業」
20 Minutes紙のウェブサイトより。

日本でもその影響が語られているが、ヨーロッパでは1970年代の石油ショック並、あるいはそれ以上に、ロシアによるウクライナ侵攻の影響が大きく語られている。

石油やガスだけではなく、小麦をはじめとする穀物も、フランスをはじめとするヨーロッパでは、ロシアやウクライナに頼っており、それらが入ってこない状況が続くとされ、フランスの農業界などは対応を迫られているという。

フランス国内の休耕地などで小麦などの生産の準備が始まったり、トマト栽培などで使うハウス栽培のヒーターも稼働を減らすなど、あらゆるところで努力も始まっている。燃料費は10倍以上にあがっているという農家もいるという。もちろん、最終的な消費者にも、価格の上昇として影響があり、野菜だけではなく、餌となる穀物の価格もあがっている肉類なども価格が上昇している。

このため、肉でも、牛肉や豚肉よりも安い鳥肉の売り上げが伸びているという指標もあるくらいだ。

「戦争」が吹き飛ばしたかのようなCovid-19ではあったが、ここ数日は微妙に感染状況も悪化しはじめている傾向もある。幸いにも、新規感染者数が伸びているだけで、まだ入院者数や重症患者数が上昇に転じているわけではないが、ほぼ全ての制限が解除されて2週間近く。やはり大統領選挙後は、またワクチンパスの稼働など、なんらかの制限が発動されるのではという見解もみられる。