マルセイユのギャラリー・ラファイエットが閉店。

投稿日時 : 2025/01/24 17:30

「マルセイユで、ギャラリー・ラファイエットはもうすぐお別れ。従業員はショック」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

火曜日に発表されたのが、マルセイユにあるギャラリー・ラファイエットの2店舗の閉店。

経営側からの突然の発表で、年内に長年マルセイユにあったギャラリー・ラファイエットの店舗が閉店されるという。

フランスではコロナ禍のあたりから、次々とアパレルやコスメ関連のチェーン店などが次々と閉店しており、日本と同じようにオンラインでの買い物も増えている。

マルセイユのギャラリー・ラファイエットも最初は20世紀の初頭から存在していた老舗だったが、ここ数年は赤字が続いており、マルセイユでの需要に応えることができていなかったという。

そもそもこの閉店は、ギャラリー・ラファイエットを含めたグループが、これまでに続けてきている業務縮小・再編成の流れにのっている。

そして、この話題のフランスらしい取り上げ方はやはり、145名の従業員について。従業員たちも寝耳に水で、これから経営側と今後について話し合い・交渉があるとされ、「年内に閉鎖」というのも、フランスならではの、従業員との話し合いには時間がかかるという事もあるかも知れないし、閉鎖を発表することで、多少は業績を回復するという狙いもあるともされている。すでに、発表された日、マルセイユのギャラリー・ラファイエットは、「技術的な問題のため」臨時休業するとしていた。