桁も格も違う?

投稿日時 : 2020/12/23 18:00

「ユーロミリオン:2億ユーロの当選者は、病院への援助を願う」
Le Parisien紙のサイトより。

12月11日、2004年からヨーロッパ全土を対象として始まったロトくじ、ユーロミリオンで、史上最高額の当選が発表され、それがフランスから出た。

昨日、当選者が換金の手続きをし、匿名でLe Parisien紙のインタビューに応じたという。当選者は、元管理職の年金受給者で、南部にすんでいる男性だ。時々、大きな当選金の時にロトをやっていたそうで、いつもは近所の店舗で買っていたが、Covid-19でのコンフィヌモンの影響もあって、3月からはウェブサイトでアカウントを作って、サイトで購入しており、当選を確認したのもサイトを通じてだった。

肝心の当選金の使い道だが、「自分の周りでなるべく多くの人の助けになりたい」「一番の喜びは、まわりの人びとが幸せであること」だと語り、数千万ユーロで基金を創設して人助けをするつもりで、現在、Covid-19の最前線で大変な病院にも寄付をするという。個人としては娘に新車をプレゼントするほか、南仏の自宅の工事をする程度だという。

ちなみに2億ユーロといえば、日本円で250億円。日本の年末ジャンボは10億円、日本のLotoやTotoのキャリーオーバーでも桁が違う。当選者もまた格が違うようだ。