フランス人は四つのタイプに

投稿日時 : 2019/02/19 19:00

Ouest Franceのサイトから:「地域のバロメーターからみえる“四つに分かれる”フランス」

本日のOuest France紙に掲載されたのは、調査機関Elabeとモンテーニュ・インスティチュートが共同で行った調査結果だ。120もの質問を10010人に答えてもらった大がかりな調査だ。(La France en morceaux : Baromètre des Territoires 2019)

その結果の一部を紹介する。

73%の人が幸せと答えているが、購買力の低下や社会不安の影響を受けているという分析だ。というのも48%の人が、月末は厳しいと答えており、43%の人は2018年に状況が悪化したと答えているからだ(年金生活者では60%)。

フランス人と住んでいる土地の関係でいうと、四つのタイプに分類される:

1:affranchis(解放された人)21% — 特定の場所に対する愛着はなく、簡単に住まいを変えられる人

2:enracinés(根を張った人)22% — 自ら選んだ土地で、深い愛着を持っている人

3:assignés(割り当てられた人)25% — その場所に「留められた」人

4:sur le fil(不安定)32% — 仕事などの必要に迫られて移転を余儀なくされる人

1と2がより幸せだと感じていて、1は都市部、2は地方に住んでいる。

3の人たち(フランス人の4人に1人)は、社会的不公平に苦しみ、学歴も高くなく、収入も低く、72%が毎月の暮らしが厳しいと答えている。