生野菜と生果物

投稿日時 : 2021/10/13 18:00

「エコロジー。プラスチック包装の終わり:どの果物と野菜が対象?」
Libération紙のウェブサイトより。

火曜日にフランス政府が発表したところによると、30種類近くの野菜と果物は、2022年1月1日から、プラスチック包装が禁止されるという。

これは、2020年にすでに通っていた「ムダ防止法案」の一環で、これを発表したのは三つの関係省庁で、経済省、エコロジー移行省、農業・食品省だ。

対象となるのは:ネギ、ズッキーニ、ナス、ピーマン、キュウリ、じゃないも、にんじん、タマネギ、キャベツ、カリフラワーなどの野菜と、リンゴ、梨、オレンジ、ミカン、キウイ、レモン、メロン、マンゴー、柿などだ。

プラスチックは、全背回で食品の包装に使われるのが最も多いとされ、フランスでは、プラスチック消費の半分近くが梱包用という調査もあるという。そしてフランスでは、野菜や果物の1/3近くがプラスチックで包装されているといい、この新しい規制で、年間に10億近くのムダなプラスチック包装をなくすことができるという。

ただし、野菜・果物の業界団体によると、野菜や果物の包装に使われるプラスチックは、フランスの食料品全体のプラスチック包装全体の1.5%に過ぎず、なぜ、野菜と果物だけに制限がかかるのかという声も上げている。

この規制は段階的に他の野菜や果物にも拡大されるといい、そのロードマップもすでにある。またムダな消費対策という枠では、2040年に歯磨きのチューブも禁止される。